「い」から始まる金融関係用語集

一部繰上返済は、住宅ローンや教育ローンなどにおいて、約定返済（定期的な返済）とは別に、借入金の一部を適宜返済することをいいます。
これには、「期間短縮型」と「返済額減額型（返済額軽減型）」の２つがあります。

一部増額返済は、ローンの返済期間中に、契約時に取り決めている返済額（約定返済額）以上の金額を返済して、ローン残高を減らすことをいいます。
これは、増額返済が可能なキャッシングで使われる他に、住宅ローンや教育ローンなどでは「一部繰上返済」と同義で使われます。

一括完済は、ローンなどの債務残高をまとめて一括で返済し、清算（完済）することをいいます。これは、カードローンやキャッシングなどでは一時的な借入に対して全額返済する場合に、また住宅ローンや教育ローンなどでは最終返済日前に全部繰上返済する場合に行われます（ローンによっては、事前連絡等が必要）。

一本化は、国語辞書では「ばらばらになっているものを一つにまとめること」を意味します。これは、借金（ローン）においては、「ローン一本化」や「借金一本化」とも呼ばれ、複数の金融業者から借入れているローンを、低金利の一社にまとめて借り換えることをいいます。

印影(捺印された印の跡)が、印鑑(実印)と同じであることを証明する官公署の書面。通常、市区町村長が条例や慣例に従って交付します。実印は、市区町村長に届け出て必要な時に印鑑証明書の交付を受けることができる印鑑で、一人一個に限られます。

インターネットキャッシングは、「ネットキャッシング」とも呼ばれ、キャッシング（現金の借入）の申込や審査、契約の手続きを、店舗まで出向くことなく、インターネットのみで完結できる仕組みをいいます。