「は」から始まる金融関係用語集

ハードシップ免責とは、規模個人再生手続及び給与所得者等の再生手続で、債務者が再生計画に従った返済開始後、その責任によらない理由で返済の継続が極めて困難になった場合、残りの債務の免責が受けられる制度のことをいいます。

パーシャルペイメントは、部分返済のことで、約定返済額に満たない金額を返済することをいいます。
これは、主に金融機関や消費者金融会社などで使われる用語で、その定義は結構曖昧（様々）ですが、約定返済額のうち、特に利息返済部分に満たない金額を返済することを指すことが多いです。

灰色金利は、「グレーゾーン金利」とも呼ばれ、かつて存在した、利息制限法で定める上限金利は超えるものの、出資法で定める上限金利には満たない金利のことをいいます。

配偶者貸付とは、改正貸金業法の総量規制導入後では、年収の3分の1を超えた貸付を原則禁止しており、専業主婦などは借入ができなくなりますが、総量規制の例外として、配偶者と合算して、（二人分の）借入れが年収の3分の1まで借入れを行うことができる制度のことをいいます。

バックアップラインとは、銀行が手数料を取った上で企業に与える信用供与枠のことをいいます。この枠内であれば、資金調達が保証され、信用力を補完することができます。

バルーン返済は、「テールヘビー」とも呼ばれ、ローンの返済において、設定した想定期間を基準として算出した元利均等返済金額（または元金均等返済金額）を定期的に支払い、最終回に残元金を一括で支払う返済方式をいいます。